最強のITBOX-L

カラーボックスタイプのITBOX-Lにペルチェ素子を4個、ヒートパイプを16本、12cmファンを6個で強力に冷やす、最強タイプを試作しました。消費電力は、最大で、20AX12V=240Wになります。

最強のITBOX-L背面

 

電源には、12V30Aタイプを使っています。ペルチェドライバーも、13Aタイプを2つ使っています。Raspberry Piで制御しています。背面の電子回路がむき出しですが、実験するには、いろいろと手間がかからないので重宝します。

さすが、これ以上は、ペルチェを付けるスペースが厳しいですね。なんとか、後、1つ、ペルチェユニットを付けられるかどうかでしょう。

もちろん、性能は、ペルチェユニットの数に比例しますので、より早く、より低温にすることができます。

ペルチェユニット1つの場合と2つの場合の温度変化データを測定中しました。

温度変化は、どちらも大差はないようですが、ペルチェ2基の方が、より早く冷えています。また、ペルチェパワーの余力も1基の場合と比較して2倍あります。素早く冷やしたいとかの場合には、有効でしょう。しかし、コストパフォーマンス的には、ペルチェユニット1基で十分だろうと思います。ITBOX-Lの標準仕様では、ペルチェユニット1基(ペルチェ素子2個X12VX5A)にしようと思います。